2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧
光榮菊としてはやや酸味が勝っているタイプのように思える。必然的に、逆にこの酒蔵最大の特徴である深い旨味はいつもほどには感じない。すっきりの方に寄せられている。おそらくはこの酒はあえてそのポイントを狙って造られたのだろう。少し私の好みとはず…
今をときめくみむろ杉の今西酒造と長期間全国トップランクの人気を維持している田酒の西田酒造の夢のコラボ。奈良県と青森県の間でどんなつながりがあるのかと不思議に思っていたが、裏ラベルを読んで分かった。両酒蔵はともに酒米研究所という団体に所属し…
個人的にはほとんどなじみのない千葉県の酒。今回、とてもお洒落なラベルに惹かれて購入してみた。千葉県の山武市という地にある酒蔵のようだ。山武と書いて、さんむと読むようだ。Googleマップで調べると九十九里浜に面しているようだ。ああ、なるほど。恥…
毎度書いているが、私の片方のルーツがある佐賀県小城市。その中で、田んぼ(昔の小城人は、田んなか、と言っていたが)と民家が混在する、とても酒造りに適しているようには見えない環境の地にある酒蔵光榮菊酒造。Rebornからまだそれほどの時間が経っていな…
過去に長崎県の酒蔵の酒を飲んだという記憶がない。もしかしたら初めてという可能性さえある。そんな気さえする。福岡で生まれて佐賀に深い縁を持つ私だが、すぐ近くの長崎県にはあまり日本酒造りのイメージはない。ましてキリシタンという言葉がオートマチ…
静岡県藤枝市にある志太泉酒造。この酒蔵のお酒を飲んだのは今回が初めてかも知れない。 静岡県は、生産量そのものはさほど多くはないが、開運や磯自慢など全国区のビックネーム地酒酒蔵がいくつもある。隠れた酒処なのだ。富士山由来の清い水が関係している…