2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

川鶴 純米 生原酒

香川県観音寺市にある川鶴酒造のお酒。記憶にないから初めて飲んだのかもしれない。 ラベルが爽やかだ。 美味い。 実に生酒らしい出来上がりの酒だ。口に含んだ瞬間にはピリピリ、シュワシュワ感があり、喉を通るとまずは仄かな酸味と辛みが伝わってくる。に…

醸し人九平次 火と月の間に 純米吟醸 雄町

名古屋市の酒蔵萬乗醸造の人気銘柄である「醸し人九平次」。全国レベルに名を轟かせてから随分時が経つ。私が飲むのは多分7、8年振りにの事だ。 いろいろな形でアプローチした多様な酒質がある中で、今回ネーミングの響きに惹かれてこの「火と月の間に」を入…

寶劔 純米酒

広島県呉市の酒。美味いぞ、というさる知り合いの方の評判を聞いて早速手に入れた。 ひとまずは生酒ではなく一番スタンダードなものから試そうと考えてこの酒にしてみた。 広島産の八反錦60%磨き。 なるほど美味いが、最近流行りの飲み口とは違う。余計分か…

長珍 純米吟醸

愛知県津島市のお酒だ。今回初めてこの酒蔵のお酒を飲んだ。 酒米が山田錦と雄町と八反錦のブレンドのようだ。とは言え、山田錦が60%とベースになっているので、全体に優しい味わいとなっている。おとなしいと言い換えてもいいかもしれない。万人が受け入れ…

悦凱陣 純米吟醸興 うすにごり生

数年ぶりに呑んだのだが、これほど主張する味わいの酒だったかなと少し驚いた。私の好みよりはやや辛みが優っている。口中での酸味もかなり強い。相当人気を博しているようなので、現在のトレンドの中に入っているのだろう。今も女将の手書きなのだろうか、…

大七 純米生酛 生詰め

関西では東京とは違って、若い人でもデパートとは言わない。あくまでも百貨店である。 その百貨店の王、阪急百貨店の酒蔵特集コーナーで購入した。生酛造りの王「大七」生詰の入手は嬉しい。福島県二本松市の酒蔵だ。 濃厚な味わい、やや辛口だ。香りは薄い。…

ちえびじん 純米 ひとめぼれ

大分県杵築市の酒蔵中野酒造の醸した酒。九州と言えば焼酎という誤った、ステレオタイプなイメージを持っている人が多いようだが、鹿児島以外では、やはり「酒」と呼ぶのは日本酒の事だろう。(鹿児島では清酒と言わなければ一般的には日本酒は出てこない) 佐…

黒龍 純吟 三十八号

私のこよなく愛する、福井県の永平寺町で造られる酒「黒龍」。秋あがりの季節限定酒の三十八号だ。 まあ、あまり解説は要らないだろう。さすがの酒質。なんと言っても後味が好きだ。最近表舞台にいろいろなニューカマーが登場して話題を奪っていくが、そうし…

二兎 純米吟醸 雄町 五十五

こういうお酒に巡り合うとなおさら、バカみたいなプレミア代金払って定価の何倍もの価格で有名入手困難酒を買う人の気がしれなくなる。飲んだ瞬間に感動するお酒は日本中にたくさんある。 愛知県岡崎市の酒蔵丸石醸造の造った酒は初めて飲んだ。「二兎」。裏…

町田酒造55 特別純米 五百万石

群馬県前橋市の酒蔵町田酒造の醸した酒。 おそらく私は初めて飲んだと思う。 絶賛したい抜群のバランス、そしてコスパである。かなり驚いた。甘過ぎず辛過ぎず、酸味も程よい。ぐいぐい飲める。 花陽浴に近い味わいだと思う。こちらの方が断然入手しやすいの…

鬼山間 赤 純米酒

新潟県上越市の酒蔵新潟第一酒造の限定銘柄「山間」シリーズの番外編である鬼山間。赤と青がある。 久しぶりに飲んだのだが、以前は赤は本醸造ベースだったような気がしていたのだが、勘違いか。 アルコール度数も18度であり、一口目からガツンと襲うことを…

鍋島 特別純米酒 生酒

一言で言えば、鍋島は美味い。 33%磨きの秀鳳直後だったので、一口目については大目に見ようと思っていたのだが、そんな心配は全くの杞憂であった。 多分、鍋島の特純生を飲むのは初めてだと思う。人気銘柄ながら媚びない、実直な味わいだ。 これくらいのグ…