醸し人九平次 火と月の間に 純米吟醸 雄町

名古屋市の酒蔵萬乗醸造の人気銘柄である「醸し人九平次」。全国レベルに名を轟かせてから随分時が経つ。私が飲むのは多分7、8年振りにの事だ。

いろいろな形でアプローチした多様な酒質がある中で、今回ネーミングの響きに惹かれてこの「火と月の間に」を入手した。

 

裏ラベルを見て少し笑ってしまった。杜氏のことをチーフブリュアリストと紹介している。うーむ、どうなんだろう。

 

一口目の印象は、「え?味がない?」というものだった。二口目もほぼ同じ。やや酸味は後に残るが、他には感じるものがない。香りはほんのり上品に鼻に届いてくる。うーん、なんと評すれば良いか。

一日明けて飲んだが、あまり印象は変わらなかった。冷やで飲んだのだが、杜氏お勧めの飲み方である、燗につけたら旨みがグッと増したのだろうか。

いずれにしても人気酒なのだから、こういう酒を好む人も多いのだろう。私の嗜好には少し合わなかっただけだ。

 

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