2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

豊の秋 純米吟醸 かんなび

先日から原点回帰で、昔好きだった酒蔵の酒を辿ってみている。島根県松江市の米田酒造の醸す銘柄豊の秋。久しぶりに飲ませてもらった。一口飲んで後悔した。なぜしばらく離れていたかなーという後悔だ。私が一番好む旨口系ではないが、香り、酸味、後味とも…

天狗舞 おりがらみ 純米大吟醸 生酒

天狗舞を飲むのは多分四半世紀ぶりくらいのことではないかと思う。石川県白山市にある車多酒造の造る酒だ。昔は大好きで良く飲ませてもらった。 さて久々に飲んだ感想だが、最高レベルに私の好みの味だった。生酒だが口当たりが優しい。酸味もきつくなくほん…

純米原酒 十旭日

島根県出雲市の旭日酒造の造る銘柄十旭日(じゅうじあさひ)。その原酒だ。酒米は改良雄町で70%磨き。アルコール度数18~19。スペックが物語る通りの、つまりは予想していたそのままの感じの味わいだ。武骨。がつん。優しい香りだとか旨みだとかは無縁。かなり…

香露 特別純米

全国新酒鑑評会で金賞を受賞するにはYK35と長く言われてきた。Yは酒米=山田錦、35%精米、そして中間の文字Kとは熊本県酒造研究所発祥の協会9号酵母のことだ。この香露は、熊本県酒造研究所の醸す酒の銘柄だ。久しぶりに飲ませてもらった。以前飲んだ時の記憶…

簸上政宗 特別純米 七冠馬 ザ・セブン「漆黒のS」

島根県の酒屋から何本か地酒を取り寄せた。 島根県仁多郡奥出雲にある簸上清酒合名会社の醸した酒である。裏ラベルな解説によれば、21世紀初頭にJRAで活躍したシンボリクリスエスをイメージして名付けた酒らしい。漆黒のSとは、Symboli Kris SのSということ…

真澄 純米吟醸生原酒 うすにごり

長野県諏訪市の江戸時代初期創業の酒蔵宮坂醸造の造る酒真澄。その季節限定酒うすにごりを入手した。瓶そのものが特別だ。一升ではなく1.5L瓶だ。上部には、私には意味が解せないが点字のようなものがある。ラベルも本当に美しく上品だ。まさにうすにごりに…

寶姫 純米原酒

灘の生一本。たからかにラベルにそう謳われている。先週の蔵開会で入手した造りたての酒だ。西宮市はビッグメジャーだらけなので、逆に名前を知ってもらうのが大変だろう。十八世紀末の明和七年創業の酒蔵だ。今に続いているということは、「下り酒」と呼ば…

一ノ蔵 特別純米樽酒

宮城県が誇る地酒の雄一ノ蔵の樽酒。私は昔から樽酒の熱燗がとても好きなので、この季節は何かしら常備している。一ノ蔵の特別純米樽酒ということで大変期待していたのだが、香りも味わいも杉香は薄く大人しい。もう少しガツンと来てほしいと思う。まあ熱燗…

寶姫 蔵出し原酒 原酒の原酒 25

なるほど。本日行った西宮の蔵開き企画で入手したしぼりたての原酒。アルコール度数は25%だ。酒税の規定で日本酒とは度数22%以下となっているのでリキュール扱いだ。ところが喉に含んだ瞬間にはその濃さは分からない。最初はおとなしいからだ。酸味はほぼ感…