2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧
なるほど香りの高さでは日本有数かも知れない。それだけで深い満足感を与えてくれる。そしてその直後に一人頷きながら飲む一口目の旨味の膨らみがさらに頬を緩ませる。がぶがぶ飲むべき酒ではない。ゆっくりゆっくり味わいながら杯を重ねていく。嗜むという…
ちょくちょく呑んでいる而今だが、私の印象の中でこういう地の色のラベルは記憶にない。デザインのベースは守り抜いているようでも、少しずつトレンドへの対応を試みているのかも知れない。 50%磨きの純吟クラス。一口目から舌の上でざらつく。他に喩えが思…
思わず目を引く渋い赤系の背景色のラベルを見て、あゝ、八海山もこういう世界にやってきたのか、とそう思った。途切れる事なく次につないでいくためには、時代に食らいついていくのは重要だ。 いわゆる新潟酒の淡麗辛口とは一線を画す、つまりはさっぱりすっ…