2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

川中島幻舞 純米吟醸 金紋錦 しぼりたて生原酒

ここ数年全国ブランドとなり人気を集めている長野市川中島町の酒蔵酒千蔵野の銘柄幻舞。女性杜氏である。 今回の酒は金紋錦を酒米として使っている。精米部合55%。香りは弱い。味わいの方であるが、無濾過生原酒だが押し出してくるタイプでなく、口中ではふ…

福無量 59M64H 信州地酒頒布会2020

今年も信州地酒頒布会が始まった。各酒蔵が本気で勝負に来ているということがひしひしと伝わってくる企画で、毎年楽しみにしている。 一発目は上田市の酒蔵である沓掛酒造の造る福無量。この酒蔵の酒を飲むのは17年振りである。諸事情があったらしく、一時期…

美濃菊 純米大吟醸 飛水 搾りたて生詰め

岐阜県養老町にある酒蔵玉泉堂酒造の銘柄美濃菊。私はこの酒蔵のお酒は初めて飲んだ。限定300本と書かれている。購入したイオン熱田店には10本ほど並んでいた。搾りたて生詰めなので迷わず購入した。香りは仄かという程度で控えめ。強い押し出しはなく、バラ…

松の司 生酛純米酒 生原酒

滋賀県蒲郡の人気酒蔵松浦酒造の銘柄松の司。以前は随分入れ込んで酒蔵まで行ったことがある。公開酒蔵ではないので外観をバックに写真を撮った覚えがある。田園地帯の真ん中にあったように記憶している。ただ、気に入った酒蔵はたくさん回ったので勘違いの…

黒龍 純吟 垂れ口

個人的に私が最も愛する酒蔵黒龍酒造。福井県の古刹永平寺の近くにある。一番愛している訳だから、もちろん酒蔵に行ったことがある。と言っても観光酒蔵ではないので目の前で写真を撮っただけであるが。最近は少しご無沙汰だった。多分二年半ほど前に石田屋…

銀盤 特撰大吟醸

私を日本酒という幅広いカテゴリーに入門させてくれたのが竹の露なら、冷酒、とりわけ吟醸酒に目覚めさせてくれたのは間違いなくこの酒だ。銀盤特撰大吟醸。出会いはもう30年も前の事だ。富山産の刺身をツマミに、酒場で勧められたのだ。清酒は熱燗で飲むも…

榮光冨士 純米大吟醸 無濾過生原酒 ZEBRA 〜Black or White〜

大好きな酒蔵、山形県鶴岡市の冨士酒造の醸した酒である。酒米は富山県産五百万石。精米歩合は50%。何故ZEBRAというネーミングなのか、裏ラベルの縦書き文を読んだか何を言いたいのかさっぱり分からない。ただ横書きで書いてある味の解説はその通りと得心し…

田酒 純米吟醸 山田錦 生

青森の誇る全国ブランド田酒。西田酒造の醸す酒である。このお酒の精米歩合は50%。定期的に飲ませてもらっているが、ラベルの文字色同様に田酒も少しずつ味を変えていると思う。淡麗の印象を持っていたが、この酒はふくよかな味わいと表現したい。旨味酸味と…

丈径 本生 無濾過

出雲酒の雄王禄酒造。社長兼杜氏の石原丈径氏は酒蔵経営者としては屈指の有名人でありやり手だ。通常かなり辛口に感じてきたのだが、この酒は生酒らしい旨味も感じられる、私には程よい酒だった。酸味は弱い。米は地元東出雲産の山田錦で55%精米。こだわりを…

山本 天杉 山廃純米 天然秋田杉木桶仕込み

山廃の木桶仕込み70%磨きということなので飲み手を選ぶ個性的な味わいを想像していたのだが、さすがは秋田の実力蔵山本だ。予想を良い方に裏切ってくれた。実に深い味わいだと思う。それでありながら飲みやすい。酸味も適度だ。そして後味がしつこくない。だ…

男山 特別純米 北の稲穂

旭川の酒蔵男山。この酒は北海道の米で造ったとのこと。55%磨き。 この酒ほど裏ラベルのコメントが実際の味わいにピタリと符合するケースはあまりないのではないかと思った。自己分析が素晴らしい。 裏ラベルにはこう書いてある。「柔らかで口当たりの良い純…

しぼったばし 生酒原酒

能代という銘柄とトンネル地下貯蔵庫で有名な秋田県能代市の酒蔵喜久水酒造。昔は良く飲ませてもらった。温故知新ということで今回何種類か入手した。こちらのお酒は、アル添の生原酒だ。アルコール度数は20%超えの20.5。なんとアルミ缶入りだ。アルミ缶入り…