2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

十九 Riccio

またまたデザインが元気いっぱいの図柄なので、前回のWhaleと同じような暴れん坊だったらどうしようと恐る恐る開栓したが、普通に落ち着いた様子で胸を撫で下ろした。ちなみに、どういう技術を使ったのか分からないが、ハリネズミは輪郭線が瓶に直接貼り付け…

勢正宗 信州地酒頒布会 2020シークレットコース限定品

長野県中野市に蔵を構える丸世酒造店による酒。アルコール度数13度とやや抑え目の純米酒だ。この酒は文句なしに美味い。かなり感激した。13度でも軽いという感じは全くしない。喉を通った瞬間に絶妙のバランスで複雑な味わいが膨らんでいく。好み的には満点…

超王禄 無濾過生詰 ひやおろし

精米歩合60%、そして日本酒度は+9といつも通りに辛口追求だ。ただ辛口でも味わいは深い。もちろんすっきりしている。酸味の後にほのかに旨味も広がる。なんとも素敵だ。旨口好きな私にとっては、辛口系ではやはり最高峰の酒の一つだ。人気を集めるのも当然だ…

奥播磨 山廃純米 生 播秋

姫路市の下村酒造店の醸す酒、奥播磨。その秋上がりの酒である。久しぶりに奥播磨を飲んだのだが、バランス的に私の好みとは少し違っていた。開栓直後に鼻を近づけてもあまり楽しい香りとは言えず、口に含んでもやや酸味が勝ちすぎている気がする。辛口系で…

特別純米酒 川口納豆 美山錦 原酒

ある意味非常に斬新だと思う。意表をついたネーミングとラベルに思わず目を奪われる。変化球だがとてもキャッチーだ。実は「綿屋」銘柄で全国的に高い評価を得ている宮城県栗原市の金の井酒造のひやおろしなのだ。この蔵元のお酒を飲むのは久しぶりだ。川口…

くどき上手 純米大吟醸2020 生詰

開けたてから、主張し過ぎることのないふくよかな香りが漂う。そして一口目から美味い。さすがだ。久しぶりに文句なく上品な味わいの酒を飲んだという気がする。香り、酸味、旨味、すっきりした後味。そうした要素の、最も良いバランスの位置に存在する酒だ…

ゑなのほまれ 特別本醸造 原酒

岐阜県恵那市岩村地区の真ん中にある岩村醸造の蔵元に寄った時に購入した特本原酒。恵那を「ゑな」と表記している。アル添だが、精米歩合50%というかなり贅沢な特本だ。アルコール度数が19度〜20度と高く、酸味に辛味が勝っているためずどんと喉に来る。まさ…

十九 Whale

長野の極小酒蔵尾澤酒造所の醸したおりがらみ生酒。注意していたつもりだったが、開栓時にえらい目に合ってしまった。発泡力が半端ではなかった。なおかつ、その晩に冷蔵庫の中でも栓が吹き飛んでしまい、後片付けと掃除に数十分要してしまった。多分一升の…