2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

光栄菊 Anastasia Green

実は先週末、同じ小城市内にある母方の墓参りついでに小城市三日月町の酒蔵を外から眺めてきた。雰囲気は表現しづらい。えっ?という感じだ。我が愛する小城市の典型的な田園風景の中の、現地では部落という呼び方をする集落にあった。蔵が道に面していない…

信州亀齢 ひとごこち 純米吟醸 無濾過生原酒

この酒を醸した岡崎酒造は上田市にあり、随分昔に蔵を訪ねたことがある。当時はそれほど名前が売れていなかったのだが、今や日本屈指の人気酒になっている。手に入れるのも簡単ではない。 観光名所にもなっている稲倉の棚田で作られたひとごこちを酒米に使っ…

花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ

最近は最高の出来の酒ばかり飲んでいるが、それでもやはり花陽浴は別格だと思い直した。ぐい呑を顔に近づけるだけで感動させてくれる素晴らしき芳香。味わいはふくよか。酸味も実に適度。おりがらみらしい若さも押してくる。さすがとしか言いようがない。

W 純米 赤磐雄町 無ろ過生原酒

岐阜県飛騨市にある酒蔵渡辺酒造店が厳選酒販店用に造った酒だという。銘柄名のWには、WatanabeとWorld、Waraiの三つの意味を込めているということだ。渾身の勝負酒だと解した。ラベルもトレンドに挑んでいる。精米歩合は50%。吟醸クラスの磨きだ。 香り、口…

光栄菊 黄昏 Orange 無濾過生原酒

先日初めて飲んでとても気に入ったので、別バージョンを2種類入手した。今日はそのうちの一本で、まさに出来立ての方の酒である。 前回飲んだバージョンは口に含んだ瞬間爆発するような感覚に襲われたが、この酒のアプローチは全く異なる。無濾過生原酒らし…

Shirakiku BLACKLABEL 純米吟醸 無濾過生原酒 brilliant

京都府京丹後市の酒蔵白杉酒造の醸した酒。この酒蔵は、いわゆる酒造好適米ではなくコシヒカリを磨いて酒を造ることにこだわっているようだ。ラベルもショッキングピンクを使っていてとてもお洒落だ。味はどうだろうかと恐る恐る飲んでみた。結論的には、言…

裏佐久の花 夏の直汲 純米吟醸

久しぶりの佐久の花。長野県佐久市の酒蔵だ。59%精米。香りがいい。いかにも直汲みという感じだ。キリッとした飲み口だ。酸味がやや強めだ。鮪の刺身などをアテにするととても合いそうだ。長野県の酒蔵はレベルが高い。そしてチャレンジしている。ただし、今…

まる田 特別純米 無ろ過生原酒

最近好んで飲ませてもらっている北海道夕張郡の酒蔵小林酒造の期間限定酒である。まる田というのは、小林家の屋号とのことだ。屋号を付けているということは、最も深い思い入れのある酒ということだ。特別純米となっているが精米歩合は50%であり純吟クラスで…

光栄菊 Hello!KOUEIGIKU 無濾過生原酒

2006年に廃業を余儀なくされたが、有志たちが集って苦労の末に去年末に復活させたという話題の酒蔵。私の第二の故郷佐賀県小城市でそんなことが実現したことがなんともありがたい。再発進からまだ間もないが、全国レベルで注目を集めているようだ。 爆発力。…

黒龍 春しぼり

これまでの吟十八号に代わって春限定酒銘柄として新登場の春しぼり。精米歩合55%のアル添である。アルコール度数はやや高めの18%。黒龍はやはりどのアプローチのものでも私にドンピシャで合う。この酒はやや辛口、酸味も効いている。複雑な後味の余韻がしば…

北斗随想 しぼりたて

北海道夕張郡の酒蔵小林酒造の造る銘柄北の錦。その中でも今人気を集めているのが北斗随想だ。今回の酒は、45%磨きの大吟醸クラスしぼりたて。一言で言えば高級酒らしい飲み口の酒だと思う。フルーツのような香り。口に含んだ瞬間のインパクトは薄い。これは…