寶姫 純米原酒

灘の生一本。
たからかにラベルにそう謳われている。
先週の蔵開会で入手した造りたての酒だ。西宮市はビッグメジャーだらけなので、逆に名前を知ってもらうのが大変だろう。
十八世紀末の明和七年創業の酒蔵だ。今に続いているということは、「下り酒」と呼ばれ江戸の人々を魅了した灘の酒の一角として確固たる地位を持っていたのだろう。

しぼりたて原酒としての押し出しの強い個性は感じない。最大公約数に愛されるだろう安定の味わいだ。
やはり西宮市は私にとっては夢の町だ。甲子園と酒蔵通りがあるのだ。

 

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