天鵞絨 ヴィリジアン 2020 生酛木桶純米

ファーストアタックから非常に優しい口当たり。えっと思わず声に出したほどにすっと静かに喉奥に消えていく。酸味だけは控えめながら後味に主張を残すという感じだ。少し褒めすぎかもしれないが、梵の超吟を初めて飲んだ時のことを思い出したりした。
冷蔵庫の中で一年強寝かせていた酒だ。もちろん酒蔵のせいでは全くないのだが、新政酒造については意味不明な高額プレミアムをつけていることに疑問しか感じていなかったが、このお酒は私の好みだった。もちろん私は定価で買わせていただいているのであまり偉そうには言えない。しかし、この酒蔵が特別扱いされている理由がちょっとだけ分かった気がした。
精米歩合50%。アルコール度数は13%と、原酒の割にはやや低めだ。普通に入手出来るのならばお勧めのお酒だ。

 

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