まるで居酒屋の「本日のおすすめ」メニューのようなA3サイズの紙がラベル代わりに瓶に巻きつけられていた。味わいがとことんセクシーでフルボディの峰不二子?たとえが少し古い。マーケティング担当は私と同世代の方だろうか。私が以前勤めていた会社であれば、コンプライアンスで引っかかってしまうだろう。まあでも面白い。意気込みは伝わった。
香りがあとを引く。随分と日本酒を飲んできたが、あまり記憶にない経験だ。アル添ならではだろう。
日本酒度マイナス3.3だから旨口のカテゴリーに入るはずだが、優しい飲み口ではない。アルコール度数20%ということもあり、口に含んだ瞬間からゴン、と荒々しく攻め立ててくる。主張してくる酒だ。峰不二子という喩えがフィットするかどうかは置いておいて、個性は際立っている。
時々入手して定期的に飲んでみたいと思う。