松本市の郊外にある大信州酒造。去年上高地観光からの帰り道に酒蔵にお邪魔した。すぐ近くに安曇野があったりする土地柄だ。水の素晴らしさは口にせずとも想像に難くない。空気もどこまでも澄んでいた。温暖化が進んできているとは言え、盆地であるから真冬はきっと強烈に冷えることだろう。美味い酒を醸すにはこれ以上の環境はないと思われる。
ずどんと辛口。若干の酸味を伴って喉に押し寄せてくる。後味には微かな旨味も残る。野球解説者が良く言う、スピードガンの球速以上に早く感じる豪球という印象だ。けれん味の無い、いわゆる男酒だ。全国制覇まではもう一歩。ぜひ頑張ってほしい。
