No.6 Xmas-type Spark

年末年始なので、付き合いの長いいくつかの酒屋から回していただいた、一般的には入手困難などと言われてプレミアムのついているらしき酒を次々飲んでみようと思う。いくつかの酒はネットでとんでもない値で取り引きされていると聞くが、私はあくまでも定価以上では買わない。そんな余分な金を払うならその分違う酒をたくさん呑んだ方が幸せだからだ。

今日は新政No.6のクリスマスバージョンだ。24日に届けていただいたのだが、ゆえあって本日いただいた。
なるほどこういうアプローチもありだなと得心した。開栓直後の泡の出方はまさにシャンパンのよう。しかし芳醇な香りが、日本酒、それも大吟醸クラスにしか出せない豊かで心地良いそれだ。味わってみて思ったのは、なるほどこういうアプローチはありそうでなかったな、ということだった。
フランス産スパークリングワインや、宮城県一の蔵が造るすず音などとは違って甘ったるくない。気高くスッキリとした味わいであり、大吟醸の風格を漂わせている。一方でしゅわしゅわ感は最後まで続いた。しらふに近い状態で深みを楽しむべき美酒と感じた。出会えた事に感謝したい。

 

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