亡き志村けん氏の故郷である東村山にある酒蔵豊島屋酒造のブランド屋守。名前は聞いていたが、実際に飲ませてもらうのは今回が初めてだ。
これは。
信じられないほど美味い。というよりも、野球に喩えれば私にとっての半速球ど真ん中という感覚の私が最も好みとする味わいだ。東京にもこれほどクオリティの高い酒を造り出す酒蔵が存在するのだな。目からぼろぼろと鱗が落ちた。
ただ、私が半速球ど真ん中と感じるということは、一般的には去年まで愛するタイガースにいたドリスの得意玉、すなわち梅ちゃんさえ取れないワンバンフォークということもありえる。所詮は味覚は人それぞれなのだ。
いずれにしてもThe無調整という感じの酒である。私には無上の素晴らしい美酒だ。