純米大吟醸 スーパーくどき上手

大好きな亀の井酒造による、改良信交なんと30%精米の高グレード酒。ただ、産み出された酒にはいつも感激させられて大好きなれど、くどき上手という銘柄名はあまり好みではない。この酒には使われていないが、たいていのお酒のラベルに使用されている浮世絵柄も全然好きになれない。変えればいいのに、といつも思っている。どうしても、文字面から男性優位思想を感じてしまう。クリーブランド・インディアンスが、百年以上の歴史を捨ててついに来年から改名するご時世だ。時代を読んでほしいと願う。
もちろん、論外の余計な御世話なことは分かっている。

口当たり滑らかでありながらとろりとした濃厚な味わい。さすがは30%磨きの純米大吟醸だ。飲んだ瞬間にそう感動を覚えた。もちろん香りも大吟醸ならではの品の良さを感じる。舌先に高精米酒ならではのざらつきも残る。しばらくすると喉の奥にぶれない個性が突き抜けてくる。感動を覚える。鶴岡市の誉れだと思う。

 

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