所詮味覚というものは人それぞれであるから、きっと表現には異論はあるだろうが、私にとっては口に含んだ瞬間の酸味がとても爽やかに感じた。
イングランド人杜氏で有名な、京丹後市にある酒蔵木下酒造の造る玉川。随分久しぶりに飲ませてもらった。正月に相応しい酒名だが、飲む順番を12月から決めていたので、松の内を過ぎてしまった。適度に攻めてくる辛口系に属する無濾過生原酒だ。濃い味付けの料理にも負けずに合わせることが出来ると思う。もちろんおせちと一緒に、という酒呑みも多かっただろう。
今年がいい一年になればと改めて思う。このままでは、北新地はもとより、全国の飲み屋が壊滅してしまう。
